夜見山北中学校卒業式イベントへ行ってきました

 アニメ『Another』のイベントとして、新宿の角川シネマ新宿 シネマ1で行われた「夜見山北中学校卒業式」へ行ってきました。
 中学校の卒業式なのに夜の20時からってどうなの? と思いつつ、明日が休みの三連休で――最初応募する時は、日曜夜で月曜仕事だと辛いなあ、と思っていたので――助かりました。それと、キャッチャーで取ったTシャツは着て行きませんでした。
 で、秋葉原でグダグダしていたら、新宿駅に着いたのは、19時45分頃。
 開場が20時で開演が20時半で、場所が良く分らないという事もあって、ちょっと焦る。まあ、全席指定なので、最悪開始直前までは余裕があるのですが、簡単な手描きのマップを見つつ、複雑な道路と人波に流されながら、なんとか20時ちょい前には到着しました。
 ちなみに自分の記した地図は、大雑把な道路と新宿駅、ヨドバシ、紀伊国屋伊勢丹、ココと記されただけの地図だったりします。

 でもって、会場1階の受付に聞くと、エレベーターで4階まで上がってください→4階へ着くと、階段に列を作ってください→階段の下に並んでください→並んだら1階の受付が見える場所だった。
 そこから並ばせてくれよ、と思いつつ、すぐに動き始めたのと、あまりの暑さにどうでもよくなった。
 また、物販は列が別に出来ているようでしたが、既に発表されているグッズが持っているか、いらない、ものであったので、スルーしました。多分、限定ものとかは無かったはず。ただ、イベント終了後、劇場版の前売りは購入しておけば良かったかな、と軽く後悔は致しました。
 まあ、あの物販の列(なのか、写真を撮る集団なのか)、混雑は早々に退散したい気分にさせられるものがありましたけどね。

 閑話休題
 自分の席は、一番前列(A列)がマスコミ列であった為、そのすぐ後ろ(B列)と言う最高のポジションでありました。
 具体的な内容に関しては、他に譲るとして、おおまかな感想をば。
 大きな流れとしては、
1、司会登場
 望月役:山本和臣さんが緊張されているのか登場。この後の活躍を思わせるハイテンション、かつ挙動不審っぷりを発揮されておりました。
2、「第0話:The Other<因果>」上映
 漫画0巻に同梱されていたDVDですが、そのBD画質版。音質がちょっと微妙かなと思いつつ、画質は綺麗でありました。特にBD版が出る様な発言などはありませんでした。
3、出演声優、監督、原作者によるトーク
 鳴役:高森奈津美さん、恒一役:阿部敦さん、赤沢さん役:米澤円さんは、制服を着てこられていて、水島努監督は久保寺先生役、原作者の綾辻行人さんは校長ということで登場。水島監督は、包丁は持っていないアピール。そして米澤さんはニーソアピール・・・は別にしていないが、視線が・・・。もちろん着席される際はミニスカである高森さんと米澤さんには膝掛けが渡されておりました。無念。
 トーク内容に関しては、それぞれ好きなセリフや、苦労したこと、気にいっているキャラ、綾辻さんによる続編話・・・これは、正式な続編は10年後の話を構想されているそうですが、今はまず夏の見崎鳴の空白の一週間を埋めるスピンオフを今朝まで寝ずに執筆されていたとか。劇場版パンフにその一部が掲載されるそうです。一応、軽く内容にも触れておりましたが、謎の”サカキ”というキャラが気になりますな。
 米澤さんの九官鳥ボイスが印象に残りました。それが九官鳥とオウムは別というこだわりの音響監督によって、何度もダメだしされた故の産物である事が語られておりました。
 何気、山本さんもですが、やたらとネット系の話題が出ていたのが、時代を感じさせました。
4、卒業証書授与式
 卒業を待たずに死んでしまった赤沢さん役:米澤さんと、久保寺コスの水島監督は一旦退場。
 残った高森さんと阿部さんに対して綾辻さんが校長代理として卒業証書を授与。この際、綾辻さんが校長云々の話でイジメ問題の某市の校長をあてこすり。
 そう言えば、山本さんも生存していたのに卒業証書もらえませんでしたな。おふた方に渡されたものには名前が記載されていたようですが、自分等の頂いた卒業証書の名前欄は空欄でした。自分は”いない者”だったのか・・・。

 そして、血痕の妙なリアルさが嫌な卒業証書でもありました。
5、劇場版「Another」90秒CM
 8月4日公開のやはり実写で流れるとギャグテイストに思えてしまいますなあ。自転車に乗ったアフロが車に轢かれる所とかね。ちょっと明るいのが気になります。
6、劇場版「Another」のキャスト登場
 鳴役の橋本愛さん、恒一役の山�啗賢人さんがスペシャルゲストとして登場。山�啗さんの背の高さに吃驚。お二人とも緊張されているのか、山本さんの司会がちょっと微妙なのもあってか、つっけんどんな印象に見えてしまった。ただ、始めはそう感じていたのだけれど、話をされる際のたどたどしさや、16歳と17歳と言う実年齢を聞いた際、写真撮影時の山本さんのダメトークに対して笑顔を見せられた際などは歳相応に感じて好印象でした。
 もうちょっと司会を含めてフォローしてあげて欲しかったかな、と思わなくもありませんでした。声優さん側に質問するのではなく、お二人に多く時間を割くべきであったかなあ、と。
7、写真撮影
 アニメ版、実写版の鳴と恒一、そして綾辻さん、更にビスクドールが登場しての写真撮影・・・と言っても、マスコミ向けのものでしたがね。山本さんが手持ち無沙汰に茶々を入れてしまっていたのが、良かった時と悪かった時が・・・阿部さん、怒ってやってくださいと思わなくもありませんでした。面白かったけどね。
 でもって、この時点で22時が近くなっていた為、未成年である映画版のお二人は退場。
8、ヨネザーさん、監督登場
 3のメンバーが全員集合して、最後の挨拶。
 もちろん真面目に終わっておりました・・・山本さん以外は。
 そして、家に帰るまでが卒業式。何事もなく帰れるといいですね、と不穏なセリフを残して去る水島監督。電車止まってましたけど、無事帰れましたよ。
 って事で、終了。
 お土産(卒業証書)配布と、物販、写真撮影で混むだろうなあ、と思っていたが、予想通り混んで、しばらく座席で時間潰し。
 客層は男性が多く、女性もそれなりにはいた、という印象でした。抽選だった割には集団で来られている方とかいて不思議ではありましたがね。
 ビスクドールの写真を撮って、鳴の看板を撮って帰りました・・・物販は列がゴチャゴチャしていて並ぶ気も起きませんでした。


 あと、壁に貼ってあった『これゾン』の声優サインをパチリ。

 ちょっと司会がぐたぐだ(これも味がありましたが)してしまったのと、映像が始まらないとか、不満に感じない箇所も上げようとすればなくもありませんでしたが、入るまでとかね。
 阿部さん、綾辻さん、水島監督など出演者の方々が盛り上げ上手であったのもあって、それら不満も吹き飛ぶ楽しい時間を共有させて頂けたイベントでありました。
 あと、『NEW ラブプラス』も、時間的に数人とすれちがいをしたようです。直前の秋葉原は寧々カレが多かったが、このイベントでは凛カレが多くはないが、見受けられました。