『まじかる無双天使 突き刺せ!! 呂布子ちゃん』は、最終巻。唐突に終わらせたのか分りませんが、300ページ超える厚さとなっておりました。

 1巻とか最初の頃は店舗特典も多々あって複数買いがガチな作品でしたが、今回は自分が購入出来そうなところを探した限りでは無し、ちょっと寂しい感じではありました。
 と言う事で、于吉に体を乗っ取られた孫権の暴走で、孫策が刺されて、物語も急転直下。
 ラスボス・李儒側の陣容も整って戦闘の幕が開けるのでした。まあ、李儒の目的自体は呂布子ラブラブな行動によるのだけれど・・・。
 学園モノになりかけた際は、この作品一体どうなるんだ、と心配にもなったけれど、終わってみれば因縁のキャラが再登場したり、涙させるシーンもあったりと、感動できる良作となっておりました。ギャグ漫画で終わると思っていただけに、ここまで見事にシリアス展開で盛り上げてくれるとは感動でした。まあ、趙雲を除いた蜀武将(武人系)の扱いは悪かったですけどね。趙雲呂布子の配下のままでしたしね。

 あと、著者の趣味(”鈴木次郎”となっていますが、作者は女性)が(そんなに濃くはないが)濃密過ぎる感も・・・BL要素。
 まあ、貂蝉が可愛いので良し!
 結局、そんなまとめか・・・。