本日1月23日より公開の『ザ・ウォーク』(サイト)を、TOHOシネマズ錦糸町にて鑑賞してまいりました。
 昨年の東京国際映画祭オープニング作品で鑑賞したかったのですが、観られなかったんですよねえ。
 って事で、3D字幕を選択・・・TOHOシネマズのは持っていなかったので3Dメガネ付。

 ちょっと早めの9時半回・・・故なのか分かりませんが、客数は20人いるかどうか。客層は高め?
 1974年、ワールド・トレード・センターにワイヤーロ―プを繋いで綱渡りを行ったフィリップ・プティの実話を元にした作品。ロバート・ゼメキス監督で綱渡りをする映像は衝撃的で注目度高めと思われたのですが・・・。
 で、感想を記すと・・・本作は3Dを体感すべし!
 あの高さの恐怖は3Dならでは。ただ、本当に足が竦むので、高所恐怖症の方は2Dも止めた方が良い・・・軽度な高所恐怖症を自認する自分ですら目を瞑りたくなる恐怖でした。ってか、準備段階が一番怖かった。3Dはそれを見事に演出しておりました。某シーンでは、ついビクッとして避けてしまいましたからねえ。
 ”高所恐怖症”と言えば、劇中で高所恐怖症設定の人物が登場するけれど・・・あの行動は1mの高さでも発症する人には絶対無理だろうと、10階建てマンションの友人宅へ行く際にエレベーターホールを出た瞬間縮こまってしまった高所恐怖症の友人を見て思いました。
 ストーリーにはネタバレする云々以前に特筆すべき点はないのだけれど、彼が最後にもらった「forever」の文字が、その後の911を知る者としては泣けた。
 見所が最後の綱渡りのみと思っていたけれど、テンポ良く組み立てていく感じで最初から最後まで飽きずに鑑賞する事ができました。