『ハプスブルクをつくった男』読了

菊池良生 講談社講談社現代新書) 234ページ 700円+税
 14世紀、オーストリアに生を受け、26歳の若さでこの世を去った風雲児、建設公ルドルフ4世の生涯を描きます。彼の死後も脈々と流れるハプスブルク家の戦略をも読み解いていますが、それほど突っ込んでハプスブルク家全体の歴史を通観するものではありませんでした。魅力的な人物という訳でも無いので面白いかは微妙です。
 2004年8月20日第1刷発行 ISBN:4061497324