『立花宗茂』読了

志木沢郁 学習研究所(学研M文庫) 382ページ 690円+税
 戦国後期の武将立花宗茂の生涯。八尋版に続いて『立花宗茂』・・・題名くらい変えれば良いのに。ただし、八尋版がどちらかと言えば実父・高橋紹雲、養父・立花道雪に多くのページを割いていたので、宗茂に焦点を当て続けていたのは満足。特に江戸時代に入ってから亡くなるまでが事細かなに記されていたのが読み応えありました。それと、奥方である女城主・裎千代をここまで好人物(?)に記しているのも珍しい気がします。
 平成16年 2004年8月20日初版発行 ISBN:4059011630