『Fate/stay night』の第9話「月下流麗」を視聴する。
突貫したセイバーと佐々木小次郎の一騎打ち。ライダーとキャスターの戦いと今までにない程、戦闘描写が満載でした・・・まあ、セイバー側は消化不良でしたけどね。
士郎の自らを棚に上げた発言、女性蔑視とも取れる過保護がなんとも・・・。
なんか、桜も大河も出てこないと、なんか寂しいですな。
それにしても、サーヴァントには伝説上の人物を持ってくるのかと思っていたら、ここにきて佐々木小次郎。
もしくは原作者の方は、佐々木小次郎存在しなかった説に準じているんですかねえ。昨今の武蔵ブームで佐々木小次郎を実在の人物と思っている方も多いようですし・・・もちろん、実在しないと言う訳でもありません。
聞きかじった程度の知識ですが、佐々木小次郎は宮本武蔵の没後100年くらいにまとめられたと言われる書籍『二天記』が初出と言われてます。師匠を賛美するために作り上げた人物とか、実は青年剣士ではなく老人だった説など、その存在すら確たる証拠がないと言われているんですな。
まあ、そこら辺の歴史事情は調べていないので、ひょっとすると、ここ数年で確証となりうる情報が見つかったりしているやもしれませんけどね。当然、史跡だとか墓なんてものは証拠にはなりませんけどね。
ちなみに、燕返しの正式名称は『鳥取藩剣道史』にある虎切*1らしいとか。
閑話休題。
来週は、イリヤとセイバー素っ裸の話。
*1:右より振り左より振り右より振り返す極意