馬鹿な人、お爺様に逆らうから」(間桐桜
 『Fate/Zero』の第二十五話(最終話)「Fate/Zero」を視聴する。
 セイバーが聖杯を破壊した事で、冬木市が大火災で壊滅する話。
 切嗣は被害の甚大さに抜け殻の様になって、次の聖杯戦争の主役でもある士郎(唯一の生存者)を助けることで救われた・・・のか?
 結局、セイバーと切嗣は相容れぬまま別れてしまった訳ですな。まあ、仲良くなってもなんなのかもしれないけれど、『stay night』の時にセイバーが一度住んだ事のある場所、切嗣の変容を聞いた反応はどんなだったっけか、とゲームを再度プレイし直したくなりますなあ。後付だから、不自然さはあるのやもしれませんけどね。
 つうか、切嗣が最後に思い浮かべる(?)女性は、アイリでもイリヤでもなく、シャーリーなんですな。
 で、何気死んだと思われた人物のオンパレード。
 雁夜・・・桜を救ったという夢を抱いて桜に殺され、
 綺礼・・・よく分からない理由で生き返りました。ギルが何か説明してましたが、彼の全裸がインパクトあり過ぎてもうどうでも言いや、と。
 葵・・・車椅子生活で精神が病んだ状態となっておりました。まあ、彼女と凛に対する綺礼の鬼畜っぷりが際立っておりましたがね。父親を刺した剣を形見として渡されるって・・・。
 ほんでもって、今作の影の主役でもあったウェイバー・・・泣ける。老夫婦の所でウルッときたが、大戦略で崩壊した。
 まあ、今回の話の見所は、一瞬映るタイガーでしたけどね。雰囲気を壊す、と判断されたのか、セリフなどもまるでありませんでしたけどね。
 と言う事で、急ぎ足のような後半戦でしたが、とても楽しめる内容となっておりました。
 これは、また『stay night』を観返したい・・・と言うか、ゲームをプレイしなおしたいところですなあ。
 まあ、このスタッフが『stay night』をアニメ化したら、桜ルートを作りそうですけどね。