3人揃って遊びに行かないと、世界が滅びるんです」(アリス・キャロル
 『ARIA The ORIGINATION』の第12話「その蒼い海と風の中で・・・」、第13話(最終回)「その新しいはじまりに・・・」を視聴する。
 灯里がプリマとなる12話と、アリシアさん寿退社によるセレモニーとエピローグの13話。
 しかし、ARIAカンパニーは少数精鋭主義を通り越して一子相伝だよなあ、と(一応はアリシアさんの先輩の描写はありましたけど)。そんな弱小会社から社員を引き抜くってのは、ゴンドラ協会の悪意を感じてしまいますなあ。これがこのアニメでなかったら、絶対ARIAカンパニー潰しの話になる所でしたよ。
 エピローグに関しては、基本原作準拠でしたが、灯里のメール相手が原作と異なり、アニメではアイだった為、非常に綺麗にまとまっておりました。まあ、妖精猫は3期で出番ありませんでしたけどね・・・解決せず。
 って事で、総括。
 原作『ARIA』後期(全期通しても)屈指の珠玉エピソードがこれでもかと続き、しかも見事なまでに映像化してくれたので非常に満足。映像も素晴らしくて、特に3月に入ってからの話はどれも最高でした。中でもアリスがプリマになる話の夕暮れは感涙ものでした。
 そう言えば、『コミックブレイド』のCMが今週も古いままで、『ARIA』は連載中のままだし、『月刊ウンディーネ』に至っては・・・。