総計三冊購入した新生『月刊コミック電撃大王』・・・一冊は会社に常時置き、と言うか、差し上げたので手元にはありません。
新生リニューアルと言うことで、それまでの流れや昨日の秋葉原はお祭り状態(それ程でもない?)ではあったけれど、ぶっちゃけ代わったのは、紙質とページ数の増加、作品の入れ替え位ですかねえ。
まあ、値段が安くなったのは喜ばしい事だけれど、いずれは今迄同様「特別定価」になるんでしょうけどね。
って事で、何気に感想をば。
●紙質とページ数の増加
紙質を落としたからなのか、実は重さはたいして変わっていない気がします。触り心地は昔に戻った? 色の付いたページ・・・特に青は目に痛い。
厚さは・・・せっかく薄い雑誌として定着しつつあったのに、また敢えて厚くする意図が理解に苦しみます。厚くする利点って、作品数の増加以外考えられませんからねえ。受け皿を多く用意しておくのは良いとは思うけど、人によって読む漫画がほとんど無いと錯覚してしまう雑誌になる懸念もありますな。
って事で、雑誌の厚さを比べてみました。今月号と(多分今までの『電撃大王』の中で一番薄かった)2008年の5月号を比較。先月号と比較している方は多かったので一応それも入れると・・・5月号の薄さが際立ちますなあ。おまけでハンバーガー。
●作品感想
8月27日に8巻刊行の『よつばと』(あずまきよひこ)は、どんぐり拾い。
『WHITE ALBUM』(作:AQUAPLUS、画:阿倍野ちゃこ)は、プレ連載。漫画版『sola』方ってもあってか、森川由綺が茉莉に見えた。アニメ化やら(再)ゲーム化やら色々と話題となっています。
『さいたまチェーンソー少女』(作:桜坂洋、画:鶯神楽)は、タイトルが『テキサス・チェーンソー』っぽいので期待したい所だけど、現状はチェーンソーの出番は無し。ってか、レザーフェイスを追う方なのか?
『我が家のお稲荷さま。』(作:柴村仁、画:松風水蓮)は、六瓢編開始。フリスビーに飛びつくクーが・・・。
読切『魔法医猫といばら姫』(森山大輔)は、白衣にセーラー服・化け猫・実はオババな魔法医ヨネコさんが最高です。
話はシリアスかと思いきや、しっかり百合ギャグでした。何気、『ブラックジャック』ネタも?
『とある科学の超電磁砲』(作:鎌池和馬、画:冬川基)は、初春メイン・・・最終回が近そうな展開。
『ef - a fairy tale of the two.』(作:御影・鏡遊、画:雅樹里)は、千尋が蓮治に記憶障害を伝えるまでの話・・・アニメでは、ここでOPでしたな。ほんと、あの演出は神懸かっていましたなあ。
で、最後に「次号、重大発表アリ!」の文字・・・まあ、既にMOON PHASEさん(サイト)が、第二期アニメ決定と記されておりますがね。これは期待・・・・・・と記すかと思いきや、『ef - the latter tale.』をアニメ化するっぽいのですが・・・同じMOONさんの所で、ネタバレ記載を読んでしまい、自分の嫌いな流れの話になると知って、購入を止めた経緯があるんですよねえ。まあ、実際にプレイせずに判断してはいけないと思いつつ、エロで鬱はなるたけやりたくない、と。
『天元突破グレンラガン』(作:GAINAX、画:森小太郎)は、ヨーコの死の接吻。それとダヤッカとキヨウにフラグ立ってた。
『百合星人ナオコサン』(kashmir)は、みすずの姉が・・・ナオコサンじゃなかったのか!? なんてね。
『ノイジィ・ガール』(作:倉田英之、画:鳴子ハナハル)は、予告と言うことで3ページ。『トワイライトゾーン』は、映画版4話のクリーチャーが好き。
●おまけ・秋葉原の特典
ポストカード一枚のゲーマーズは置いといて、メッセージペーパーの小冊子を配布していたとらのあなとメロンブックス。ページ数は同じで、見事なまでに作家が分かれておりましたので羅列(作品名、敬称は略)してみました。
・とらのあな(16P)
いわさきまさかず、鶯神楽、kashmir、烏丸渡、古賀亮一、真田鈴、鈴見敦、すみ兵、絶叫、鳴子ハナハル、MATSUDA98、雅樹里、森小太郎
・メロンブックス(16P)
あらきかなお、稲瀬信也、宇佐美渉、木村明広、佐々木少年、高木信孝、網島志朗、蒔島梓、晴瀬ひろき、緋賀ゆかり、ふる鳥弥生、松風水蓮
しかし、『電撃大王』を代表すると思われる作品の著者であるはずの、あずまきよひこさん、相田裕さん、ばらすぃーさん、それと『シャナ』の笹倉綾人さんが抜けているのは、残念・・・そう考えると、表紙のポストカードが付くゲマズは良いのか?
ちなみに、昨日は仕事前にゲマズに行ったのですが、店舗前に長蛇の列。サイン会の整理券は並べばもらえそうでしたが、面倒だったので、店員に雑誌だけ買いたいんですけど、と聞いたら、店内では普通に売っているとの事なのでそちらで購入しました。まあ、ガラガラはちょっとやってみたかったですけどね。