悪意は止める、でも、善意はまわす」(美川文歌)

 『シゴフミ』の初回生産特典DVDの七通目を購入する。
 黒星紅白さん描き下ろしの全巻収納ボックス付で、様々な形のシゴフミと、フミカ&チアキが描かれた、ちょっとおしゃれなボックスです。まあ、この為だけにもう一つ購入しようか悩みます。

 ってか、DVD1巻をどこに置いたのか、見当たらないのだが・・・。

 で、秋葉原ゲーマーズとらのあなアニメイトのDVDコーナーを確認してみたのですが・・・、
 ゲマズ――1本だけ置いてあった
 とら――店員に「入荷予定はありません」と言われた
 メイト――5本程あった
 危うく入手困難になる所でした・・・一応、メイトの心意気を買ってメイトで購入しときました。
 収録されているのは、テレビアニメのその後を描いたオリジナルの13話「ソレカラ」。
 映像特典は、オーディオコメンタリー(植田佳奈仙台エリ佐藤竜雄大河内一楼)と、ピクチャードラマ七通目「こもりうた」(脚本:大河内一楼、作画:川上哲也)、ノンクレジットオープニング、ノンクレジットエンディング(全13話分)、先行PV、番宣CM(4本)、DVD一通目PV、TV-CM(3本)と超充実!?
 映像以外の特典は、 
 ・レターセット・・・封筒とポストカード4枚・・・イラストは川上哲也さん。絵柄はピクチャードラマで使用されたもの。
 ・12Pライナーノーツ・・・13話のキャラ設定とあらすじ、事典、黒星紅白さんのキャラクター原案画稿セレクション(4ページ)、監督の佐藤竜雄さんのインタビュー。
 で、肝心な本編は・・・多分、一番考えさせられる事件ながら、一番人気の無かった話かと思われる、いじめ問題を取り上げた6話の内容を包括した後日談となっておりました。自殺した菊川の妹・篠崎鈴音(CV:堀江由衣)が登場(苗字が異なるのは、家庭の事情)。
 菊川を虐めていた不良グループが、普段と変わらない生活を送ってるどころか、反省の”は”の字もしていないのは、なんとも納得いかず。逆恨みはしているが自重はしているようではありますがね。それと文歌が孤立して虐められていたりと、相変わらず最悪な学校でした。
 ちなみに物語自体は、偽のシゴフミが配られる謎に迫る話にして、文歌の真意と成長が描かれた内容になっていて予想外に良かったです。あまりに文歌が良過ぎて、チアキ派から転向する所でした。

 ってか、今回のチアキはホテルで酒かっくらってるか、寝ているだけでしたな。


 一応、コメンタリーバージョンでも視聴。
 本編を観てからでないと、ネタバレしまくっているので注意が必要。
 ってか、コメンタリーで語っていたカナカが人間になる話とかのサービス満点の番外編やって欲しかったなあ。今回の話も嫌いじゃなかっただけに、2期とまでは言わないが、OVA外伝的ノリで今後もシリーズ化してくれないものか。
 ピクチャードラマ七通目「こもりうた」は、キラメキ宅が売却されるに及んで、フミカがキラメキとの昔を想起する話。
 本編の出番が無かったので、登場はしないものかと思っていた矢先だったので、キラメキ登場は非常に嬉しかった。
 しかも、優しかった頃どころか、子守唄まで披露するとは・・・、
 「♪生き返らないよう念入りに、ザクッ、ザクッ、びちょ、びちょ、ぐっちょん、ああぐっちょん! 何度も、何度も掻き回すぅ〜♪」(子守唄です
 歌詞のグロさもですが、歌う小山力也さんがノリノリ過ぎて、「キラメイて〜、僕ぅ?」と、はっちゃけてる様は笑えました。
 そう言えば、何気に早見沙織さんが、ここだけに登場していたり・・・。