『薄桜鬼-新選組奇譚-』の第十二話(最終話)「剣戟の彼方」を視聴する。
 鳥羽伏見の戦いに始まって、幕府軍が江戸へと逃げ帰るまでの話。
 幕末最期の華と言う訳ではないけれど、新撰組の斜陽と言いましょうか、寂寥感がビンビンに伝わってくる内容となっておりました。特に、史実どおりではあるものの、井上源三郎と山崎燕の死は悲しかった。特殊EDから水葬のシーンなんて、涙無しには観られませんでしたよ。
 特に山崎は、即死ではなかったのだから、山崎も羅刹化させてしまえば良かったのでは? と思いつつ、元々メインキャラではなかったからなあ。
 まあ、羅刹も一般兵は雑魚としか思えない活躍の無さっぷりでしたからねえ。
 ちなみに羅刹と言えば、土方歳三が、風間と対峙する為、落ち水を飲んで羅刹になりました。これでOPに繋がるわけですな。
 それにしても、今回は何気に千鶴がいらない子でした。源さんの死を無駄にするなよ! と。
 で、中途半端で、何の解決もせずに終わったなあ、と思ったら、秋から第二期が開始されるそうです。
 洋装の土方が登場しておりましたが、この作品は函館までやるのだろうか?
 何気なく視聴開始した本作。
 乙女ゲー原作と言うことで、新撰組を題材にしつつも、恋愛キャッキャッウフフな展開になるのかと思っていたら、終始暗い雰囲気の中で物語は進む、凄い引き込まれる良作でした。
 秋が非常に楽しみです。DVDの購入は・・・今月でなければ・・・。