『翠星のガルガンティア』の第7話「兵士のさだめ」を視聴する。
 宿敵であるヒディアーズに似た海洋生物・クジライカ。しかし、ガルガンティア(地球?)では、クジライカは神格化された生き物で人類とは共存している生物であった為、クジライカを殺したレドと船団員達との間に軋轢が生じて、更にそれが船団員同士の亀裂へと発展していくのでした。
 説明不足が原因であるというのに、リジットや(また)ベローズの頭ごなしな対応にイラッとしつつ、さすがに一対一で互角の戦いを行っていたのに、あの大群を殲滅させようとするのは無謀にも程があると思わなくもありませんでしたがね。
 それにしても、ここにきて様々な解釈が楽しい作品になってまいりました。
 オリジナル作品なのもあって、正解がすぐには出てこないというのも、なかなか興味深いテーマ足りえる訳ですな。
 と言う事で、クジライカがヒディアーズであるのかという点は、そもそもレドのいる地球が、過去なのか未来なのか、というSF展開は有や無しやに直結させる事も出来てしまうんですよねえ。もし、過去であれば人類との戦いは、レドが原因であった、と考える事も可能ですしね。
 また、クジライカが、ナウシカ王蟲の様な自然の怒り的な解釈であるとすると、文明を発展させ過ぎた人類(別の生物も含む?)を殲滅させる存在がヒディアーズであって、むしろ宇宙神的な存在なのか、とかね。
 噂では1クールという話なので、まずまとまらないだろうというのと、分割2期なのかなあ、と。