下手な字、寄り掛かった精神、勝手な決め付け、自己陶酔、センスのない封筒、全部汚らしい」(キラメキ)
だから燃やしちゃおう 綺麗な炎で」(キラメキ)
 『シゴフミ』の第7話「キラメキ」を視聴する。
 ずっとキラメキのターン!
 人格崩壊した酷い人間な上に下手すると犯罪へと至りそうな展開だった(実際撃ってますが・・・)と言うのに――小山力也さんのはじけまくった演技も相俟って――「ああ、キラメキ」と、お天気雨ではしゃぐ様には笑ってしまった。
 これが別の声優さんだったら、不気味で気持ち悪いという嫌悪感のみになって、ただの変人になったのに、愛すべき変態になってしまった・・・自分だけか。これで春乃が柚木涼香さんだったら・・・『うたわれ』脳過ぎですな。
 今回は途中まで過去話かと思っていたけど、夏香(何故かCASTでは美夏になっていたけど・・・)の「ふられた」云々で時系列おかしくないか? と疑問に思い、現在の話と合点いたしました。
 ・・・ってか、5話の新聞記事(の内容の方)には「死亡」としっかり記されているし、電話の会話でも女の子が「撃ち殺しちゃった」って言っているんですよねえ。生きている事を秘密にしているのかと思えば、ファンレターが届いたり、新刊とか言っている時点でそんな事もないだろうし・・・単に5話の新聞記事が誤報だった?
 しかし、キラメキが生きていたという事で、予想に大幅な修正を加える必要が・・・そもそもキラメキ自体の存在も疑ってかかる必要がありそうで、ほんと謎だ。
 謎と言えば、キラメキが肌に固執していたシーンは、1話の裸文字は綾瀬かと思っていたけど、文歌(フミカ?)自身だったって事になるんでしょうかねえ。人の肌に詩を書く事でのみ創作できるとか・・・4年間新作を記せなくなった理由も判然としますしね。
 ま、一番の謎はフミカの語っていた「娘も、娘達も」と分けて語っている点。先に話題にした5話の新聞に「犯人は一人娘 少女A(13)か」と記されていましたしね。
 入られる事を拒絶した部屋に何かあるんでしょうな・・・オーソドックスだと死体なんだろうけど、剥がされた様々な人や動物の皮膚、ってな線もありか。これがSFだったらクローン培養とか疑うんですがね。
 それにしてもこの作品は予想すればする程、あさっての方向にいきますなあ・・・自分が読めてないだけなんですがね。