ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために」(ベルトラン(CV:西田敏行))
 NHK教育テレビにて、夕方に放映が開始された連続人形活劇『新☆三銃士』(サイト)の第1話「旅立ちの朝」を視聴する・・・ちなみに10話までは平日毎日放送するようです。
 原作は言わずと知れたアレクサンドル・デュマの『三銃士』。
 それを三谷幸喜さんが脚色した作品・・・三谷さんの作品は、コメディ色を強く入れる傾向にあるのが、上手い具合に合う場合と合わない場合があって、大河の『新撰組』は、非難も多いですけど、私的には好きでした。
 って事で、今回は父親を殺されたダルタニアンが、旅立つまでの話。
 ちなみに人形劇と言えば、リアルタイム視聴だった『人形劇 三国志』が、やはり最高でしたなあ。川本喜八郎さんの人形も素晴らしくて、DVDも『平家物語』と一緒になったのを1巻だけ持っていたりするんですよねえ。さすがに全巻は・・・。
 そう言えば、あちらでは”しんしん””ろんろん”とナレーションをしている島田紳助さんと松本竜介さんを模したキャラが登場しておりましたが、本作は爆笑問題田中裕二さんがナレーション・・・また、変なキャラが登場するのだろうか。
 で、感想を羅列させてもらうと、
 ・OPが懐かしい感じで良かった。昔、早朝に放映されていた影絵アニメを想起した。短いのは残念。
 ・声優陣は、主役のダルタニアン以外良かった。とは言っても、周りが凄すぎたから仕方ないか・・・でも、もう少し頑張って欲しい所。
 ・リシュリュー枢機卿(CV:江原正士)とロシュフォール(CV:山寺宏一)が化物過ぎ・・・ちなみに江原さんはアラミス役、山寺さんはアトス役も兼務で、複数のキャラを演じる伝統(?)は相変わらず。
 ・ヴェルサイユ宮殿怖すぎ・・・どう見てもボスの居城です。
 ・カメラアングルってか、決闘などのシーンが人形劇とは思えない程、素晴らしい。
 ・ルイ13世が馬鹿に・・・。
 ・人形が総じて怖い・・・と言うか、『ゼルダ』?
 色々気になる点はあったものの、なかなか面白かったので明日以降にも期待!