『Angel Beats!』のEPISODE.13(最終回)「Graduation」を視聴する。
先週の話から三日後。
既に、音無、奏、日向、直井・・・それと寝ていたゆりの5人を除く、全員が消えてしまっている世界。
その5人による卒業式が始まる。
・・・
それぞれの想いを吐露して、音無と奏以外が消えるまでは良かった。
でも、音無が奏に突然の告白をしてから、一気に冷めた。
奏がこの世界に来た目的を音無に告げて、それを叶えて消える奏も良かった。
何がいけないって・・・主人公音無。
この世界に来る人達のために残ろう、と良い事ほざき、奏が消えたしまった後、一人寂しく残るのかと思いきや、どうやら自分も消える事を選んだらしいCパートで、愕然。感動よりも、結局、人のためではなく、奏の為でしかなかったんですな。良い人っぽい主人公として描かれていたけど、音無の行動原理は”奏”でしかなかったんだなあ、と。まあ、自分の心臓の持ち主ですし、トンネルで自己犠牲は自分が報われない事を悟ったんでしょうなあ。
そりゃあ、あまりにダメダメな音無の姿を見ては、奏も興味なさそうな顔をしてしまいますわな。
なんちゅうか、奏の好きになるべき音無は、トンネルで死んでいたんですな。
って事で、最終回。
放映前から色々と注目されていたような気はしますが、その過剰な期待がなかったなら、そこそこな話ではあったんじゃないでしょうか。まあ、奏は可愛かったですしね。
ってか、ごめんなさい。
やっぱり、天使以外の見せ場が、ほぼ浮かびません。物語も、ユイが消える話は良かったけれど、総じて微妙。
シリアスがやりたいのか、ギャグがやりたいのか・・・。