魍魎の匣

「関口君、1巻目には匣が付くんだよ」(中禅寺秋彦) 『魍魎の匣』の第13話(最終話)「魍魎の匣、あるいは人の事」を視聴する。 前述する気に入ったセリフは、「幸せになるのは簡単なんだ。人をやめてしまえばいいのさ」と記そうと思ったら、CMのセリフの方…

『魍魎の匣』の第12話「脳髄の事」を視聴する。 京極堂による解決編開始。 著者の京極夏彦さんも登場したから終わるかと思ったら(?)、まだ終わらなかった・・・ってか、最終回は晦日か。 うーむ、頼子が突き落としと言うのは分りやすかったけど、その後の…

『魍魎の匣』の第11話「魔窟の事」を視聴する。 帝銀事件や731部隊等、昭和ものらしい展開に始まって、人造人間作成と旧帝国軍関連なオチなのか? と思わせて、まだ続くようです・・・まあ、京極堂の思わせぶりやらで、そこはかとなく真相を語っているようで…

『魍魎の匣』の第10話「鬼の事」を視聴する。 京極堂出陣。薀蓄を矢継ぎ早に語って、反論の余地を与えず相手を圧倒していく様は心地よい。ってか、今回はダメ親父に対してだったけど、彼に匹敵する敵(?)が登場したら面白そうですなあ。 で、一連のバラバ…

「話がみえない 」(関口巽) 『魍魎の匣』の第9話「娘人形の事」を視聴する。 榎木&関口が事件の真相へと踏み込み始めた矢先、頼子の切断された両腕が発見されたとの報告がもたらされて終了。 点だった事象が、徐々に線へと繋がりつつあるようで、朧げでは…

『魍魎の匣』の第8話「言霊の事」を視聴する。 久々に頼子も登場して、やっとこ事件の解明に動き出した模様・・・ってか、オカルトものかと視聴し始めたものの、徐々に探偵ものっぽい流れになっておりますなあ。 まあ、今後の展開を知らないので、まだ何とも…

『魍魎の匣』の第7話「もうりょうの事」を視聴する。 前半は、魍魎に関する話が延々・・・本筋に絡む話なのだろうとは思うけれど、寝起きに視聴している者としては、千里眼の話の時に次いで動きの少ない長い会話は途中で睡魔に・・・一応、頭を整理しながら…

『魍魎の匣』の第6話「筥の事」を視聴する。 京極堂の登場で、物語は解明されてきてはいるようですが、現状バラバラ殺人や加菜子の件との繋がりがあるのかは、はっきりせず。四肢が桐の箱に入っていた、程度か? 後、宗教家。 丁寧な作りではあるものの、相…

『魍魎の匣』の第5話「千里眼の事」を視聴する。 まさか本編を進めずに透視実験に関する事柄でAパートが終了するとは思いませんでした。まあ、今回登場した新キャラが透視する事が出来るらしいのだけれど、一体、どれほどの能力なのかは現状では不明。 それ…

『魍魎の匣』の第4話「火車の事」を視聴する。 肢体バラバラ放置事件・・・普通の探偵推理ものに移行しているような気がして、魑魅魍魎の類が登場しなさそうで残念。 ってか、勝手に化物が出ると思い込んでますけど、1話で箱に入った首の存在が、『富江』を…

『魍魎の匣』の第3話「羽化登仙の事」を視聴する。 怪しげな場所(病院?)に転院させられた加菜子が誘拐される話。 まあ、頼子には加菜子が天女にでもなったように思えていたようですがね。 現状、普通の推理ものっぽい展開で、魍魎の存在が――一名を除いて―…

『魍魎の匣』の第2話「狸惑わしの事」を視聴する。 非常に感想が記し辛くてなんだけど、昭和初期の探偵ものっぽい雰囲気はとても好きです。 丁寧で上品と言いましょうか、安心して観ていられるのですが、はっきり言って、何をしたい作品なのか、未だに掴めて…

日本テレビにて火曜深夜に放映が開始された『魍魎の匣』の第1話「天人五衰の事」を視聴する。 原作未読・・・京極夏彦さんの作品は分厚い、という認識がある程度だったりします。電車で、分厚い文庫を読んでいる人は概ね、この方の作品だと分かる程、特徴的…