『紅 kure-nai』の単行本3巻限定版付録のOVA電波的な彼女』を視聴する。『「紅」』の原作者である片山憲太郎さんの作品をアニメ化したもので、本編約42分と長めです。
 電波少女に纏わりつかれる少年が、連続通り魔殺人事件に挑む話・・・タイトル通りヒロインが電波なのはもちろん、登場人物のほとんどが電波人間ばかりで、更に結構グロい描写も多く、死体とか、殺害シーンとか、レイプシーンとか普通にあるのは参った(多少抑えてありますが・・・)。構成と脚本が吉野弘幸さんってのが要因か?
 でも、一番怖いのは、顔の目の大きさが異様に感じてしまって――前髪で目の隠れる事の多いヒロインの堕花雨も、たまにあれだけど――激しく違和感のあるキャラデザだと思いました。
 って事で、ヒロインの堕花雨を広橋涼さんが演じているのもポイント高かったけど、電波な部分を除くとビジュアル的には非常に好みでした・・・まあ、その電波な部分が尋常ではないんですけどね。下の画面写真は(私的に)凄く良い所撮りだと思います。


 一応、キャスト(敬称略)は、
 柔沢ジュウ:細谷佳正
 堕花雨:広橋涼
 堕花光:吉住梢
 紗月美夜:小林ゆう
 藤嶋香奈子:佐藤朱
 賀来羅清:田坂秀樹
 井原:木下尚紀
 自分の存じ上げない方が多いですけど、特に問題はなく、中でも小林ゆうさんの演技は怖かった。しかし、主人公の苗字が”柔沢”と言うのは、紅香と関係でもあるのだろうか?
 ちなみに、インフォメーションで『「紅」』の紹介ムービーが流れておりました・・・ただ、それだけ。
 それと、既にOVAの第二弾が秋に出るとか・・・どうするかな。