3月1日より公開されていた『シェイプ・オブ・ウォーター』(サイト)を、TOHOシネマズ日本橋にて鑑賞してまいりました。
 『15時17分、パリ行き』とどちらか悩んで、こちらを選んだのですが・・・うーむ。

 って事で、公開最初の土曜という事もあってそこそこ混んでおりました。まあ、初回で10時10分からだから、すいてましたけどね。客層的には『美女と野獣』的なものを求めるのか、女性が多めでありました。
 公開初週なので感想はざっとしたものですが、猫好きは評価下がると思います。
 って事で、ネタバレ含む感想。
 耳は聞こえるが喋る事のできない中年女性が主人公。政府の研究所で働く彼女が、アマゾンで捕らえられた謎の生物と出会い、交流して、恋をするという話。こうやって記すと幻想的な内容に思えそうですが、現実的で泥臭いそんな内容となっておりました。まあ、いきなり主人公の自慰行為やら映倫マークがついてモザイクシーンもあったりしますのでお察しですがね。
 私的には主人公と怪物の心の交流が唐突過ぎて、単に傍迷惑すぎる女性の行動に理解が追いつかず、終わり方は好みで嫌いではないんですけどね。”生物”に対しても、謎の生物を人として取り扱おうとするのか、やはり獣として取り扱おうとしているのか、ぶれているのが主題になるのだろうけれど、猫が、ね。