『真田信之』読了

川村真二 PHP研究所PHP文庫) 379ページ 667円+税
 戦国時代、父・昌幸、弟・信繁(幸村)の名声に隠れて地味な扱いが多い真田信之の生涯。と言っても、池波正太郎さんが『真田太平記』を始めとした真田もので大々的に取り上げる事が多かったので、実は目新しくは無いのですが・・・。概ね史実となっていますが、多少誇張、想像も混じっております。特に後半、真田信繁が幸村と呼ばれるようになった契機がありそうで、つい納得してしまいました。
 2005年4月18日第1版第1刷 ISBN:456966377X