千葉テレビにて水曜深夜に放映が開始された『灼眼のシャナ』の第1話「全ての終わり、一つの始まり」を視聴する。原作の小説は未読。『電撃大王』の漫画はちょっと読んだり、読まなかったり・・・。
 平凡な生活に突如訪れる非日常・・・と言っても、初っ端に非日常を見せてしまっているのと、普通の日常シーンがあまり長くなかったために、(最初にネタバレされてたのもあって)驚きも少なく残念でした。ここは『BLOOD+』の様な見せ方の方が、私的には良かったかな。
 まあ、世界観をはっきりさせないのは、最近のアニメではもうデフォルトなので・・・。
 ってか、日本刀に女子高生って設定が被るなあ。
 あとは、同じシーンが繰り返されるのと、独白が長いってのが、なんだかなあって感じではありました。それとシャナが黒髪モードに戻ると、お下げの女子高生(平井)と区別つきづらい気が・・・と思って、『電撃大王』を読み返したら合点しました。
 とまあ、文句ばかり記しているようですが、面白かったです。音楽が大谷幸さんと言う事で観る事にしたんだけど――あまり大谷色は感じられませんでした――設定も良さそうですし、江原正士さんのアラストールが良い味だしておりました。
 中でも、OP、EDが良いですなあ。今期(そんなには観ていないけど)、繰り返し聞いてしまったのは『GPO』とこれくらいですからねえ。特に高橋洋子さん歌うEDは秀逸。
 OPと言えば、「♪そんなに地上を♪」と思われる歌詞が、「♪そんなに痴女を♪」にしか聞こえないんですけど・・・。
 そう言えば、アンティーク人形だけはカットしてくれないものか。自分、人形ダメなんだって・・・OPもあれだけど、Aパートで大量の人形が並べられたシーンが一瞬出た時は心臓止まるかと思いました。