って事で、銀座シネパトスでホラー映画『バタリアン4』(2005年・米)(サイト)を鑑賞する事にしました。
銀座シネパトスは、初めて行く映画館。マップを見た限りでは有楽町から歩いて行けない事もない距離と思われたので、おおまかな場所と住所を覚えてレッツらゴー!
電車に乗ってから、携帯電話を忘れた事に気付く・・・仕事の電話はもう知らん。
有楽町からは自らの勘と記憶力と方向感覚を頼りにシネパトスを目指す・・・分かりやすい場所で助かった。
ちなみに現在、銀座界隈の映画館では「銀座シネマ・ポイントカード」なる企画が行われていて、12月31日までに対象劇場で6回映画を観賞すると1回無料になるらしい。
観客は平日の昼と言う事もあって20人くらいか?
で、『バタリアン4』観賞。
見事なまでにジャパニーズ萌え所を抑えた作品となっておりました。
ってか、エイミー・リン・チャドウィック演じる少女(ハイティーンですが)が非常にツボをつく可愛さで目が離せませんでした。
金髪、幼馴染、眼鏡、おさげ、ドジっ娘、貧・・・。
こんな属性を持っていながら、ハリウッドホラーが求めるキャーキャー叫ぶタイプの女性では無いのが、素晴らしい。銃を撃とうとしてセーフティが外れていないのに気付かず一度ならぬ二度までも死にかけるドジっ娘っぷりが、また素晴らしい。見た目はなんだが、火炎放射器を持ってからのゾンビの群れに対峙する様などカッコいい!そして、最後はゾンビ兵士に手榴弾を放り投げるシーンなんて、失敗するんじゃないかとハラハラドキドキもの。
いやあ、この映画は、彼女のためにある映画と言って過言ではありませんでした。これは『狼の血族』のサラ・パターソン、『ポゼッション』のイザベル・アジャーニ、『バロン』のユマ・サーマン以来の衝撃ですよ。
一応、ヒロインは監視の女性だったんだろうけど、そんなんぶっちぎる程。
それと、最強ゾンビ兵士・・・両腕ガトリングって、KOS-MOSかよ、と。
いやあ、満喫。満喫。
・・・
・・・
仕方ないんだよ!
彼女の存在が無かったら、これ以上ぐたぐたな映画なんて観てられませんよ!
ハリウッド映画初のチェルノブイリロケが全くいかされていないのはともかく、そもそも《バタリアンシリーズ》として観ていられませんでした。バタリアンゾンビはほぼ不死身だったのが良かったのに、銃で頭部を破壊したら呆気なく倒されるし・・・。
タールマンやオバンバのような個性溢れるゾンビも登場しないし・・・あまつさえ後半は私的最悪ゾンビ映画『ハウス・オブ・ザ・デット』の悪夢が脳裏をよぎりました。
唯一のバタリアンらしさは、「脳みそ」(劇中では「Brains」ばかり)をあくまで欲する事と、頭皮の剥け易さくらいか。まあ、コメディとして楽しめない所もないと言えない様な、言える様な・・・ぶっちゃけ、微妙!
エロリー・エルカイェムが監督するってんで期待していたんだけどなあ。
まあ、『スパイダーパニック』を購入して帰りましたがね。蜘蛛嫌いとしては駄目な作品なんだけど、『放射能X』の映像があったり作品的には好きなんですよ。そう言えば、こちらもバイクのシーンがふんだんだった気がするけど、好きなのか?
で、『バタリアン』・・・既に『5』が秋公開される事が決まってます・・・4と5を同時に撮ったから。
一応、エイミー・リン・チャドウィックも出演するらしいから、観るとは思うんですが、概要だけ見ると更に俗悪で駄目になるような・・・。
それだったら劇場予告の『地獄の変異』(サイト)が観たいかもしれない。「地球の底は、底知れない・・・」・・・流れていたGAGAの劇場予告が、なんかテレ東の映画番宣みたい。ってか、まんま川口浩探検隊だったのには笑った。