変態仮面

 『変態仮面』を鑑賞しました・・・映画館へ行っても良かったのですが、上映館が少ないのと時間が遅い、更にパンフレットの販売が行われていないと言う事で、オンライン劇場での鑑賞となりました。
 オンライン劇場は初めてではありましたが、自由に鑑賞できるというある意味レンタルみたいなもので、映画を鑑賞したという気分にはなれませんでしたなあ。周りの反応も含めての映画鑑賞ですしね。ただ、PCスペックに依存するとは言え、自分のさして高くないPCでも普通に鑑賞は出来たのは助かったかな。
 映画の内容に関しては、コミックスの実写映画化としては良かったのではないでしょうか。
 まあ、原作漫画にさほど思い入れはなく、全巻読破などもしていないため、内容的な差異までは踏み込めないのが残念ではありますけど、変態っぷりは見事に再現されておりました。会社の専門家の意見が聞きたいところですな。
 <以降、ネタバレ含む>
 途中の○○仮面シリーズが微妙だったのと、ラスボスがしょぼいと言うか、なんともイラッとくるタイプであったのが残念ではありました。
 しかし、それらを補ってあまりある程、主役の変態仮面を演じられた鈴木亮平さんが素晴らしかった。演技云々もだけれど、変態仮面になって魅せる肉体があまりに見事過ぎて吃驚でした。偽者がリアルに貧相気味で酷すぎたが故に引立っておりました。まあ、偽者はあれであれで良いキャラであったけれど・・・パンツの被り方に関して表にするか裏にするかの変態性の考察もなかなか上級者気味で吹いてしまった。
 ってか、あれだけ見た目が違えば分るだろうと思わなくもありませんでしたが、普通の人は変態をしげしげと見る事はないか。